伊庭表装店について

 

伊庭表装店の歴史

明治35年(1902年)港区芝にて創業、115年経ちました。
その間には関東大震災にも襲われ、この時は無事でしたが、
東京の空襲では軒並み焼野原で、お店焼失しましたが何とか再建し現在に至ります。
当時の得意先は大店の旦那衆、料亭などの花柳界でした
特に細川力造が芝浦に、後に目黒に雅叙園を開業するにあたり
その天井絵、障壁画, 襖、掛け軸、などの製作は当店の手で仕上げられました
現在は美術館のようにあつかわれていますが
最近までは料亭として実用で使用されていました
70年も実用に耐え得たことは当店の技術力に負うところが大きいと自負しています
戦後は焼け野原の東京の再建が急務であり、良質な襖の製作に努力しました
その後世の中も落ち着き、この頃から各寺院より、焼け残った
古い掛け軸や屏風の修復などの依頼を受けるようになり始め
現在では、料亭、寺院の仕事を中心に営業しています
またこのホームページをご覧になった方が、全国から掛け軸や額装の修理などのご注文をいただいています。

表具師 経師屋

私の職業は表具師です。経師屋ともいいます。   
表具師とは「絵」や「書」を掛け軸、屏風、額、衝立、襖などに仕立てたり、
古くなった作品を仕立て直したり修理したりなど
紙と糊で物を製作する職業です。

今の時代には少しマッチしない表具師ですが
今 私が作る表具、掛け軸はすくなくとも100年はそのまま持つでしょう
大事に扱えば150~200年いくかもしれません
その時がきたら表具の仕立て直しをしてください
こんなことの繰り返しで1000年以上前の絵画や書が現存するのです
もちろん中性紙である和紙の力も素晴らしいものがあります
しかし1000年以上も綿々と続いてきた名も無い表具師の技術があればこそのお宝拝見です
町に表具師、経師屋などの看板は見かけますが、実際に掛け軸などを作れるのは
20~30人に一人くらいなものです
環境が合わなくなっているのが実情でしょう

表具とは

表具 経師とは紙や裂 糊を使って物を作り上げる仕事で
掛軸 屏風 つい立 ふすま 壁画 天井絵などの障壁画 巻物 電気のかさ
最近ではインテリア工事までも含む家のしつらえ全般を担当している
大変営業範囲の広い職業です


伊庭表装店のこと

店名
伊庭表装店
代表者
伊庭正行
所在地
〒105-0014
東京都港区芝2-12-11
TEL. 03-3451-5632
FAX. 03-3451-5632
→アクセス
創業
明治35年(1902年)

営業時間 月~金曜 9:00~17:00 

日曜 祝日 土曜日は休み

私は一人で仕事をしていますのでご来店の節は必ず電話かメールでご連絡下さい


表装とは表具とも呼ばれ「絵」や「書」などの作品を掛け軸、屏風、つい立、巻物などに仕立てたり
古くなった掛け軸などを作り直す仕事です

伊庭表装店は明治35年(1902年)、東京都港区芝に創業しました。
現在も創業の地、芝で120年にわたり表具、表装の仕事を続けています。
当店では、書や日本画はもとろん洋画、水彩画、刺繍、札所巡り、スケッチ、デッサン画、写真等の表具、表装、額装を取り扱っております。

裏打ちという作業があります。作品のシワを延ばし、見栄え良く、補強し、扱いやすく長持ちさせる為に和紙と糊で裏側から貼り込みます。
この作業により丈夫になり将来仕立て直しの時も容易になります。

日本画や書はそのままでは飾りにくいものです。そこで作品に衣裳を着せて、その作品を生かすのが表具師です。
衣裳にあたる図柄の布を裂地(きれじ)といいますが、その取り合わせによっては作品の見栄えもガラッと変わってしまいます。
表具師は作品のスタイリストです。
絵画 書をお気に入りの額装・掛け軸に仕立てましょう。

営業品目
  掛け軸の製作 修理 修復などの表装作業
  びょうぶ 屏風の製作 修理などの表装作業
  軸装 額装 がく 額縁 和額 扁額 へん額の製作 修理
  ついたて つい立 衝立の製作修理
  ふすま 襖の製作修理 襖絵 ふすまの張り替え
  壁紙 壁紙の張り替え クロス工事
  インテリア工事 表装工事
  障子のはりかえ 腰張り 一貫貼り 茶室のしつらえ
  札所集印掛け軸 四国八十八ヶ所 西国三十三ヶ所 
  表装 表紙 巻物 和紙 和紙貼り 天井絵の修理
  裏打 裂地 表装裂地 一文字金襴 名物裂  和とじ
  画帖 和紙 電気のかさの張り替え 大経師